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別れた夫が養育費を支払ってくれない

3年前に協議離婚しています。小学生の子供が二人いますが、養育費を貰っていません。
子供が大きくなるに連れて教育費がかさみ生活が苦しくなってきました。
離婚から3年も経っていますが、養育費の請求は出来るのでしょうか?
しかも、元夫は養育費を払わないのに子供たちに会いたいと言ってきます。
会った時に多少のお小遣いを子供に渡す程度ではどうも納得がいきません。
もし今後も元夫が養育費を支払いたくないと拒むようなら、養育費未払いを理由に子供と元夫を会わせなくても良いと思いますか?
(30代 女性)

 

カウンセラーからの回答

小学生のお子さん2人を抱えて、今まで養育費を貰わずに頑張ってきたのですね。
これから成長するにつれて、ますますお金も掛かってきますから不安になる気持ち、私も中学生と小学生の子供を持つシングルマザーですのでよくわかります。
まず、養育費は子供の権利です。
どんな事があっても貰えるように、手段を尽くしてください。
離婚後何年経っていようが大丈夫。
交渉次第では、過去に遡って請求する事も可能です。
ただ、今まで養育費の支払いを拒んできた相手ですから一筋縄ではいかないかも。
ですからここは、家庭裁判所に養育費請求調停を申立てるのがいちばん確実で、近道なのではないかと思います。
申立にかかる費用も、子供1人につき1200円の収入印紙代、連絡用の切手代が930円ほどです。
小学生のお子さん2人ともなれば、総額数百万円~のお金が「養育費」として支払われるのですから、お子さんの為にも頑張って行動してください。

 

養育費未払いを理由に面会を拒みたいという件ですが私はお子さんがお父さんに会いたいと言う間は面会の機会を設けていたほうが良いのではないかと思います。
元ご主人も、父親である前に一人の人間です。
お子さんに会わせていたほうが、養育費も気持ち良く出してくれるというもの。
表面的な部分で腹が立つ気持ちも良く分かりますがまずは心情的な部分に語り掛け、父親としての自覚を持ってもらいましょう。
それでもダメなら、調停調書か公正証書を利用し強制執行という手段もあるのですから焦らず、ひとつひとつ乗り越える形で進めていった方が良いでしょう。
2人のお子さんの為にもここは頑張り時です。
ひとりで進める事が無理だと感じたら、弁護士の先生に相談するなどしてお子さんの権利を守ってあげましょうね。

 

この解決事例はカウンセラー大野まり子様より提供していただきました。

 

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