夫婦問題コラム

夫から「離婚して欲しい」と言われました

ある日 突然、夫から「離婚してくれ」と言われた・・・
思いもしていなかった「離婚」という言葉が出ると 一瞬、冷静になるか・・・ パニックになるか・・・
どちらかに別れます。

 

どちらの対応が理想的か?
それは、皆さんもご存知の通り、まずは冷静になることです。

 

夫の話を冷静に聴き、分析する

夫から「離婚」という言葉を突きつけられ、初めて 現実的に ”夫のいない生活” を想像することになります。
特に、小さなお子さんがいる人は「今後の生活費は?」「子供はどうなるの?」「私、どうなってしまうの?」
このように、まず頭に浮かぶことは『今後の生活の不安』であることがほとんどです。

 

これは当然のことです。
そして、『今後の生活の不安』ばかりが先行してしまうと同時に、頭の中は無意識に ”離婚することを前提” とした思考に陥ってしまう人が多いのです。
もちろん、最悪な事態も想定しておくことも必要です。
でも、その前に 夫の言い分を冷静に分析してみることをお勧めします。

 

夫が言う離婚の理由を真に受けてはダメ

夫が離婚したい理由が・・・
「前々から我慢していた」「色々なことが積み重なり嫌になった」「前から性格が合わないと感じていた」「部屋が汚いのが我慢できない」「もう好きじゃない」

 

このように、曖昧な理由や、改善策を話し合うことも出来るであろう事にも関わらず、ツラツラと並べる夫の言い分を100%真に受けてはいけません。

 

何故、このようなことを言うのかというと・・・
夫の裏の顔を疑いもせずに、言われたことを そのまま信じて「自分は妻として失格だ」と受け入れ、離婚を承諾してしまう人もいるからです。

 

「自分も前々から離婚したいと思っていた」という人なら話は別ですが、「自分は離婚したくない」と思っている人が、夫の言いなりに離婚してしまうのは、離婚後に必ず後悔することになります。

 

まずは浮気を疑ってみる

夫の曖昧な離婚理由の裏には、傾向として ”女” が関係している場合が多いことを知っておいてください。
「離婚」を宣言した後の夫は、気分が楽になることもあり、往々にして言動が大胆になることがあります。

 

例えば・・・
帰宅時間が極端に遅くなる日が増え、その理由を「今月から残業を増やしてもらった」「早く帰るとケンカになるから車の中で時間をつぶした」などと言うこともあります。
このような場合、ほとんどのケースが ”女” と会っていることが多いのです。

 

浮気を早期発見することは、”夫を守るため”でもある

「夫が浮気しているなんて信じたくない」という人が ほとんどだと思います。
しかし、自分の夫を、裏からも横からも斜めからも見つめ直して欲しいのです。
こうすることは、自分達の生活や子供を守るためでもありますが、知らない女に操られているかも知れない ”夫を守るため” でもあるのです。

 

状況に合った対策を考えることが大事

夫に、離婚や別居を急かされている場合は、こちらも急いで何らかの対策を取る必要があります。
夫が言っている離婚の理由は本当なのか?
本当だとしたら、改善策はないのか? 浮気しているのか? していないのか?
浮気していたら、まずはどう対処すればいいのか?

 

状況によって、妻がとる対策は大きく違ってくるのです。
迷ったり、悩んだりしているのなら、まずは専門家にご相談ください。
辛い気持ちが軽減され、状況に合った解決策が見つけられるでしょう。

 

カウンセラー・高草木陽光

 

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